千葉工業大学出身の栗原です。
協同工芸社に入社してから2週間が経ち、研修3週目になりました。
過去2週間の研修では、「社会人の生活リズムに慣れる」という目標のもと、
工事の8部署全てを1日ずつ回り最終日に座学で工事についての勉強会を行いました。
正直なところ、営業志望なこともあり、工場研修序盤のほうで同じ作業の繰り返しに飽きてしまっていたのですが、
意識を前向きに変えることで楽しく感じるようになりました。
例えば、見学している最中でも一つの部品がいくらで仕入れているのか聞いてみたり、
その後どのような工程で一つの看板になっていくかなどを上司の方に聞いてみたりしました。
今週からは「各部署を周り、座学も踏まえた上でより詳しく工場を知る」という目標のもとでの研修となりました。
また、3週目からの研修では、新入社員1人1人が個人の目標を1日3つあげ、
1日の業務終了後に達成できたかどうかという自己評価も行なっています。
製作課での研修では、水貼り、表札作りに挑戦しました。
水貼りとは看板に貼るシートを水を使って接着させていく作業で、水が全て出るまでスキージーで貼り付けていく作業が難しく、
パッと見ただけではわからない細かな水を落としていく作業がなかなか大変でした。
表札作りでは、マグネットを長さを合わせて切っていく作業と、表札にシートを貼る作業を行いました。
シートを貼る際も細かな文字を貼る際には注意が必要です。
製作課では、看板作りの最終工程をほとんど行っているという感じなので、業務内容の幅が広くやることがたくさんあります。
基本工場では、部署によって素人ではできない作業も多くありますが、製作課では色々なことを体験できるので、
工場にインターンに来る学生で実際に看板制作に携わってみたいと思っている方はおすすめです。
シート課での研修では、イラストレーターを使用し、実際の看板のシートを編集する作業を行いました。
PC上に表示されているものは、実際のスケールより小さく表示されているものがほとんどなので、まずはスケールを元の大きさに戻します。
その後シートから剥がしやすいよう線を入れたり、細かい文字の剥がしづらい部分を消して行ったりといった作業をし、データをプロッターというシートを切っていく機械に送ります。
大まかにいうとこのような形でシートに文字を切り込んでいきます。
プロッターという機械が繊細で細かな文字も綺麗に切り取っていくので見応えがあります。
シート課での細かな作業は集中して行っていると時間が経つのを忘れてしまうくらい楽しいので、
是非学生の皆さんもインターンなど利用していらしてみてください。
(栗原)