【2024新卒研修】協同工芸社とわたしと研修のおはなし

新入社員
研修
製造部(工場)
企画部(設計)

数あるブログの中から見つけて下さりありがとうございます!2024年度入社の松田です。

研修日記と言われどんな内容なら魅力的に伝わるかずっと練り練りしながら考えております…

私だからこそ伝えられることをお伝えしたいので入社までの話もすこしだけ

 

私は大学3年の夏から協同工芸社が主催する千葉ロッテマリーンズの商品開発や販売をファンの方とするマリキャン(XやInstagramでぜひ調べてみてね…)にデザイン班として4年の卒業まで毎月参加しておりました。

1年半のこの活動を通して協同工芸社ってこんなにクリエイティブなことにもチャレンジできるのか!と気になり選考を受け今に至ります。
(私がデザインさせて頂いたものです)

インターンはデザイン系のものが多い協同工芸社ですが、仕事内容はガッツリ作ったり、図面を書いたりとデザイン系から連想されるものよりは堅いイメージがある内容のものが多いかもしれません。元々図面を書いたり見たりするのが好きで、ド理系な私はまっすぐ企画部を志望し、ワクワクしながら研修を受けました。

 

ここからは研修の話をしたいと思います。

研修は工場研修がメインで全部で8課(製作・鉄工・シート・板金・NC・塗装・チャンネル・LED)見させて頂きました。

研修を通して、どの課も看板を形作るのに重要な役割を担っておりそれぞれが連携、協力することで成り立つお仕事なのだと改めて感じさせられました。

 

企画職に配属される身として、「全ての課で何をしているのか、なんの部材を使っているのか、その材料の特徴はどのようなものなのか、どのような方がいるのかをしっかり把握してきなさい」と仰っていたので全部吸収するぞ!の気持ちで研修に臨みました。

 

その中でも印象的だった課を3つ紹介します。

 

まずは製作課です。

製作課では看板作りにおいて最後の工程を行うことが多く、私はシートを貼ったり、アクリル板を接着し箱を作ったりすることを体験させて頂きました。

看板の見栄えに直接関わる部分が多いため精密さを問われる作業が多かったです。

アクリル箱はフィルムを自分の好きな形に切り取り好きな模様の小物入れを制作させて頂きました。

このフィルムもカッターで切り出したのですがプロになると活字や細かい模様などもめちゃくちゃ綺麗に切り出す技能試験などもあり奥深い分野でした…!

企画部では使わないけどいつか試験だけ受けてみたいです…笑

 

次にシート課です。

シート課は単色のシートから文字や模様を切り出して加工する「フィルム加工」と無地のシートに印刷をする「プリント加工」の2種類のお仕事があります。

研修では基本的にフィルムのお手伝いをさせて頂きました。

機械で切断されただけのフィルムのいらない部分を取り除く作業のことを「掃除」と呼ぶのですが、様々な文字、模様の掃除をさせて頂きました。

一見抜くだけだし、簡単そうだな、と思われるかもしれませんが濁点だったり漢字の細かい点などは剥がそうとするフィルムにくっついてしまうことも多く気付いたらいない時もありました。

シールを剥がす紙を想像して頂ければわかると思いますが点を上手く抜けてもちょっと滑って位置がズレちゃうなんてことも…

細心の注意をずっと払い続ける必要があるので短い時間でとても疲れる業務ですが、同時に達成感がすごく得られて楽しかった印象があります。

 

3つ目は鉄工課です。

鉄工課では部材を加工し骨組みなど看板の基礎を作ることが多い課です。

ここでは図面を読み取り、部品を切り、組み立てるという一連の流れの中で図面の読み方、組み立てを体験させて頂きました。

部材の厚みや組み立て方を考慮し長さを考える難しさを体感しました。

また、長さ通りに切られたアルミの角パイプを先の尖ったビスで固定していく作業を体験させて頂きました。

力の入れ方が上手くいかずパイプに刺さらずビスが飛んでいってしまったり、向きが真っ直ぐにならなかったりと苦戦しました。

 

どの課で研修を受けていても他の課の方とよく会うくらいに全ての課、全ての部署が連携して多くの看板を作り上げているのだと感じました。

私もこの一員として良い看板作りに貢献していけるように精進していきます!

最後まで読んで頂きありがとうございました( ^ᵕ^)