【新入社員】2022入社 工場研修についてのお話

新入社員
研修
製造部(工場)

こんにちは。2022年度新入社員の田邉です。

数あるブログ記事のなかから見つけていただき、ありがとうございます!

 

入社して早1か月、少しずつ社会人のペースに慣れてきたところですが、朝はなかなか身体がついてきません… 

様々なことが始まったばかりで課題はありますが、協同工芸社の一員として、前向きに頑張っていきたいと考えています。

 

さて、他の新入社員の皆さんと同様、この記事では工場研修について、部署紹介を中心にお話をします。

これを読めば、協同工芸の工場の雰囲気がわかるかも?

 

(工場の皆様、研修に多くの時間を割いていただき誠にありがとうございました)

 

協同工芸社の本社工場です。1階ではいつでも、金属の音や機械の動作音が鳴り響いています。

 

○鉄工課

看板づくりのスタートになる場所です。鉄、またはアルミのパイプなどで、骨組みを作ります。鉄骨の切断時や溶接時の火花が目に眩しいです。(実際は裸眼で直視してはいけません)

ちなみに…上の写真の左側にある骨組みだけで約3mはありました。かなり大きかったです。

 

○板金課

鉄工課のちょうど隣で、機械で金属板の切り出しや曲げなどの加工を行なっています。鉄工課からの引き継ぎが多い印象です。

こちらでも、金属板同士を溶接することがあります。

 

○シート課

看板の目玉となるロゴやデザインの印刷・切り出しなどを行います。

色鮮やかな「フィルム」、そして専用のプリンターで印刷する「プリント」を取り扱っています。

特にフィルムでは、必要な文字や線だけを残して取り除く作業があり、実際に体験してかなり神経を使いました…

 

○制作課

フィルムやプリントを看板のパーツに貼り付ける作業を行います。

他にも、看板に使うパネルの切り出しやまとめの梱包など、最終工程を担うことが多い部署です。

小さい看板から、3m以上ある大きなパーツまで貼り付け作業を行うこともあり、かなり忙しい部署です。

 

続いて、こちらが第二工場です。

 

○塗装課

塗料の調色と塗装を行います。

色をつけるだけでなく、看板の素材のサビ・腐食防止のために使われています。

この塗装ブースは、第二工場から徒歩二分ほどの第3工場にあり、サイズが大きいものを塗装する際に使われます。

この中にある看板はかなり大きく、工場の方は運び入れるのに苦労されていました…

 

○NC課

細かい文字などを正確に切り出す仕事があり、ルーターとレーザー(第4工場)で分かれています。

レーザーでは主に金属板を、透明なアクリル板や、木材などの燃えてしまう素材はルーターで取り扱っています。

それぞれで使う機材も異なっています。

特にレーザーでは、EC事業の「IDEA MAKER」で取り扱う表札などの切り出しもあるため、多忙なイメージです。

 

○チャンネル課

金属板で、立体的な文字や数字の形(チャンネル)を制作する部署です。

大きなスーパーや、オシャレなお店でも見かけますね。

このチャンネルマスターという機械で、細長い金属板を少しずつ曲げていくことで、曲面ができていきます。

 

○LED課

第二の制作課とも呼べる部署です。

光らせる看板のチャンネルの中にLEDを設置したり、仕上げのビス留め、最終チェックまでします。

このLEDモジュールの貼り付け作業ですが、ケーブルが影にならないように配置する必要があるため、手だけでなく頭も使います。

 

以上、工場の部署紹介でした!

 

  • 業務中の雰囲気

部署ごとに差はありますが、それぞれにその日取りかかるべきタスクがあり、時間との勝負が常にあるようです。

また、部署同士の連携が必要なことがほとんどで、本社と第2工場の行き来をする場合もあります。

そんな忙しい1日の中でも、工場の皆さんは休憩時は業務から離れて力を抜く、というメリハリがついている様子でした。

 

  • おわりに…

長くなりましたが、協同工芸社の工場がどんな場所なのか、少しでもおわかりいただけたでしょうか?

この記事をきっかけに興味を持っていただけたら嬉しいです。

 

工場内部をじっくり時間をかけて見ることができるのは中々ない機会なので、貴重な経験になりました。

ちなみに私の配属は工務部で、工場をサポートする業務が中心になります。

これから覚えていく業務にしっかりと活かしていきたいです。

 

それでは、ここまで記事をお読みいただき、ありがとうございました!

 

(田邉)