■顧客の「大量出店戦略」に応える
今では誰もが知る有名チェーン店も、第1号店から始まりました。
ビジネスは時流を捉えるのも重要。「今がチャンス!思い切って全国に出店したい!」というタイミングで、協同工芸社が活躍します。
看板会社は少人数経営が多く、「関東地方だけなら…」「月10店舗が限界…」という会社がほとんどのなか、協同工芸社は「日本全国対応」「月100店舗以上対応」の実績があります。
1969年創業、50年以上看板業界に関わってきた実績から、全国に協力会社を持ち、自社工場はもちろん「大量出店に対応するために、どう段取りすれば看板を企画、製作、施工できるか」というノウハウがあります。
世の中の流行を、看板を通して仕掛けている会社です。
■顧客の「ブランディング」を手掛ける
チェーン店の顧客が中心ではありますが、個人経営店舗や商業施設、地域のランドマークとなるような大型アリーナなど、「一点モノ」も手掛けます。
「ロゴ制作から依頼したい」「施設全体のブランディングを見直したい」「特殊パターンでお願いしたい」など、一点モノはデザイン提案が求められることも。
広告業だと「デザインはできるけど、製造はちょっと外注です…」、製造業だと「製造はお任せ頂けますが、デザインは支給頂きたい…」ということが多い中、協同工芸社は「デザインを提案して、そのデザインを看板として製造する」という工程を一貫して行うことができます。
提案のできる「営業部」、ブランドのデザインに長けた「クリエイティブ事業部」、看板としてのデザインや設計担当の「企画部」、そして決定稿を現物として作ることのできる「製造部」が一丸となって、顧客の頭の中にあるイメージを、現実にカタチにしていきます。
デザイン提案から施工まで、協同工芸社なら自社で全て承ります。
■顧客の「ちょっとこれ急ぎなんですけど…」を叶える
協同工芸社が顧客に選ばれ続ける最大の武器は「短納期・スピード対応」です。
「看板をつける」ということは新規出店する、リニューアルオープンする、すなわち「期限がある」ということ。CMやチラシなどでも、「〇月〇日オープン!」と大々的に宣伝されているのを見たことがありますよね。
オープン日ありきでお店づくりは進むのですが、肝心の建物本体の建築が遅れている…、顧客の上層部がギリギリまでロゴを悩んでいて決まらない…なんてことも。
私たちも困りますが、困っているのは顧客も同じ。「ちょっとこれ急ぎなんですけど…」という困りごとを、「なんとかします!」と対応するからこそ、「次もよろしくお願いします!」とリピート顧客になって頂けます。
なかには、「明日、店舗に芸能人が来てCM撮影があるのだけど、その店舗に限ってロゴが古いままだった!なんとか助けてもらえませんか…」なんて依頼もありました。
社員数が多く、営業部・企画部・製造部をはじめ、各部門に専業化されており、その各部署が連携することで短納期・スピード対応を実現しています。
ただ「短納期・スピード対応」は諸刃の剣で、顧客は間違いなく喜んでくれますが、それを叶える社員に、時には残業など無理を強いる可能性も。
もちろん今後も武器の一つとしては持ちますが、それ一本ではなく、「デザイン力」「提案力」など、より顧客にも選ばれつつ、社員も気持ちよく働けるような別側面で選ばれる会社となってきます。
■顧客の「コンプライアンス」を守る
一昔前の看板は、「とりあえず大きく!」「目立つようにギラギラ光らせて派手な色で!」と、特に繁華街では競い合うかのように乱立していました。
大きさは安全面から、色などは景観面から、行政が規制するようになり、看板は「屋外広告物条例」「景観条例」「工作物申請」「道路占用許可」など、実は様々な規制のもと街中に掲出されます。
近年ではコンプライアンスが重視され、特に大手企業との案件は、看板そのものだけでなく、工事をする段階から様々な申請書類が求められることも。
協同工芸社はバックオフィス部門も人員拡充し、総務部・工務部が中心となって知識やノウハウを身に着け、申請や書類作成業務を担っています。
看板そのものはもちろんのこと、間接業務もきっちりしているからこそ、お客様にも安心して任せて頂けます。
■看板+α、千葉県をものづくり・クリエイティブから盛り上げる
千葉県が抱える問題の一つとして、東京都への労働人口の流出があります。
IT業界やクリエイティブ業界など、若い世代が興味を持ちやすい今時の業界が、千葉には無く、東京に多いことが原因の一つです。
ITへの参入はなかなか難しいですが…看板ものづくりを活かした、ちょっとクリエイティブな仕事を、協同工芸社は開拓しています。
・例えば、看板をつける=お店がオープンする=お客様は集客をしたい=SNSや動画広告も受注できるのでは、という発想から動画制作を開始。
・例えば、看板の余った材料、特にアクリル端材をそのまま捨ててしまうのではなく、再加工や印刷してアクリルグッズの製作や、地域向けのSDGsワークショップを開催。
看板から「半歩はみ出た事業」として、+αの挑戦をしています。
正直、メインの看板事業に比べると、まだまだ売上規模は物足りません。
それでも、看板事業が好調なうちに、将来への投資として取り組み始めています。
アイデア提案制度を軸に、平日は看板事業でしっかり利益を稼いで、休日に会社設備や仕事経験を活かしてクリエイティブに取り組む、「看板、時々クリエイター」の生き方を、千葉で実現できればと考えています。