こんにちは、2025年度入社、企画設計配属の鎌田真衣です。
この記事では、工学系のデザイン出身の目線で感じたこと、工場研修で学んだことなどを紹介していきます。
ちなみに私は大学で、ものづくりをしていました。
具体的に3×6板(約900×1800㎜)の木材の1枚の板から椅子を作ったり、卒業制作ではアクリル端材を活用してガチャガチャを作ったりとプロダクトの制作をしていました。
アクリル端材を頂いて制作した卒業制作のガチャガチャ
入社3日目から本社と第二工場で工場研修を受けました。
営業、企画、製造、事務の4班に分かれ、工場の10個の課で研修を受けます。
基本的に資料をいただき、それらの説明を受けて何か手伝える案件や作業があれば行う、何か制作をするなどがほとんどでした。
製作課でパネルをはめる位置に穴あけをしたときの写真
大学で経験した事だったり、少し勉強していた部分でリンクする部分もありました。
大学時代に協同工芸社で端材となったアクリル板を頂き、それらを再利用するLEMという端材活用プロジェクトという活動をしていました。(気になる方は、Instagramをチェックしてください)
ですが、アクリル板が看板のどの部分に使用されているのか、アクリルにも種類があってどういう用途で使い分けるかなど、それらの詳しい事までは知らなかったので実際に見て学ぶ事が出来ました。
例えば、光を抑える時は乳半のアクリルを使用し、逆に光を強めたい看板には透明のアクリルを使用していました。
看板にLEDを取り付ける作業も行い、1つの大きな看板にこんなにたくさんの量のLEDを使用しているのかと衝撃を受けました。
看板の中の状態や骨組みの様子など実際に工場ではないと見て、体験することができないものがたくさんありました。
研修を通して改めてものづくりが好きだと自分自身で再認識できました。
私は、器用な方でもないですが、先輩方が優しく教えて頂いたのもあり、楽しい研修期間でした。
ちなみにサムネイルのスマホスタンドは、板金課での研修時に端材を活用して曲げ加工、切る加工を行い制作しました。その後、塗装課で色を付けてもらいました。(写真を載せたかったのですが、間に合わなかったです)
実際案件の看板に私がつけたLED
製作課で作った箱
私は、研修後、企画設計に配属され、看板の図面を書くようになるのですが、工場研修で学んだことを自分で図面に書いていくので覚える事がたくさんあるなと感じました。
実際に自分が今まで知らなかった事もたくさんあり、不安ですが、研修で学んだこと、新たな知識の幅を広げて、たくさんの看板の設計に携わっていきたいです。