はじめまして!2022年度新入社員の細井です!
私たち新入社員は、配属前にグループに分かれて工場研修というものを行います。
工場研修では全8課を順に周り、各課の仕事内容を先輩方に説明していただいたり実際に作業を体験したりします。
そして現在入社して約1ヶ月が経ち、工場研修も残りわずかとなりました。
さて、今このブログをご覧いただいている皆さんはきっと、他の方のブログもご覧になられた(ご覧になられる予定)かと思います。
私も先輩方の記事をたくさん拝読しました!
仕事内容や実際の工場研修の様子等詳しく知ることができると思います。
そこで、この度研修ブログを書くにあたって、私は少し違った角度で皆さんにお伝えしようと考えました。
私は営業部配属予定なので、営業と結び付けて研修の様子や学んだことを記事にすることにしました。
営業職で就職される予定の方や営業に興味のある方は、ぜひ最後までご覧いただければと思います!
全ての課の研修の様子をお届けしたいところですが、今回はシート課での研修についてお伝えしたいと思います!
シート課では、皆さんが日頃目にする看板の表示面にあたるシートを作成します。
シートにはシール状の『フィルム』と、プリンターで出力する『プリント』の2種類があります。
▷プロッター加工機。フィルムを加工する際使用。
▷プリンター。
まずは研修内容として実際に体験したフィルムの作業をご紹介します!
フィルムは、パソコンからプロッターという機械にデータを送りカッティングをします。
上の写真は文字になるようカッティングされたフィルムの一部で、白い部分は文字にならないところをカッターを使って取り除いた部分です。(写真は途中経過)
この文字を『切り文字』と言い、上の作業を『掃除』と言います。
実際に掃除作業を体験したところ思った以上に集中力が必要な作業でした!
掃除作業を終えて最後に確認をしてみると、いつの間にか上の写真のように駅という漢字の一部が無くなっていることに気がつきました。
自分では注意深く進めていたつもりでしたがこのように失敗してしまったので、もっと慎重に行う必要があるんだなぁ…と実感しました。
ところが、ふと横を見てみるとシート課の先輩方が私の何倍もの速さで同じ作業をされていて、思わず「すごい…」と口にしてしまいました^^;
慎重かつスピーディーに作業を進めることが、より多くのお客様に素早く商品をお届けできる仕組みなのではないかと思いました。
次に営業部配属予定の私が、シート課をはじめとした工場研修で意識して取り組んでいたことを2つご紹介します!
1つ目は素材や作業工程の特徴を把握することです。
看板を製作するにあたって、まず営業がお客様と相談しながらどんな看板にするかを決めなければなりません。
そのために必要なのが特徴の把握です。
シート課で言えば、フィルムは品番で必ず同じ色なのでプリントよりも統一性があったり、プリントは複雑な表現が可能だったりとそれぞれに特徴があります。
このように細かい特徴を把握することで、お客様とのやり取りもスムーズに進めることができます。
2つ目は大まかな作業時間を把握することです。
ここでもシート課の例を挙げます。
プリントの特徴として、プリンターから出力後乾燥時間を設ける必要があります。
フィルムの場合は在庫がなければ発注が必要になりますが、カッティング後すぐに次の作業に取り掛かることができました。
つまり、フィルムとプリントで作業に必要な時間が変わってくるのです。
営業は看板制作にかかる時間を考えながら納期を決めます。
そのため、それぞれの工程にかかる時間を大まかに把握しておくことが大切になるということです。
もちろん他にも大切なことはたくさんあると思いますが、上の2つは直接先輩方に説明していただき実際に作業を体験できた研修期間だったからこそ詳しく知ることができたと思います。
最後に、研修を通して学んだ最も大切だと思うことをお伝えします。
それは自分で考えて行動することです。
営業で役立つことは何かを考え自ら質問したからこそ知ることができた知識もありました。
これは営業に限らず、どんな立場であれ大切な姿勢だと考えます。
とはいえ私自身意識して取り組むようになったのは営業部の先輩にアドバイスをいただいてからなので、初めから意識していればもっと有意義な研修にできたのではないかと少し後悔してます…。
この反省を活かして、残りの研修と配属後は常に主体性を持って行動していこうと思います!
最後までお読みいただきましてありがとうございました!