ブログをご覧の皆様、こんにちは!
2022年度新入社員の松尾です。
大学では英語と国際経済を勉強してましたが、地元の企業で働きたいという思いから協同工芸社に入社することになりました。
面接や説明会でも何回かご案内いただきましたが、おそらく大学で専攻してきたことをじかに発揮する機会は少ないかと思われます。
それでも今まで培ってきたことを糧に精一杯頑張りたいと思います!
さて、協同工芸社に入社して1か月ほどが経過しました。
この2週間で、社内にある工場8部署を1日ずつ見学・研修させていただきました。
各部署の皆様、お忙しい中お時間を割いていただき、ありがとうございました。
私は総務部配属のため、研修自体は2週間で終了し、現在は配属先の業務を一生懸命覚えている毎日です。
さて、研修で伺った各部署の概要です。細かいことはほかの同期が書いてくれると思うので諸々割愛します。
◆本社
・鉄工課→土台の骨組みを作るために鉄やステンレスの材料を溶接などを用いて加工する。
・板金課→看板の土台となる鉄やステンレスの板を切ったり折り曲げたりする。
・製作課→看板の土台に文字や模様などのシートを貼る。
・シート課→製作課で使用するシートの印刷や色の選定、細かな部分の切り抜きを行う。
◆第2工場
・塗装課→ペンキを用いて色を塗ったり、ペンキの色を混ぜて調色する。
・LED課→LEDを看板に仕込んだり、配線の処理を行う。
・チャンネル課→文字や数字の形にステンレス板や亜鉛メッキ板をレーザーなどを用いて加工する。
・NC課→アクリル板や鉄の板などをレーザーで加工する。細かな切り抜きが可能。
※第2工場には表札やゴルフマーカーなどオンラインで受注した商品を製作するEC製作課もありますが、作業自体は各課の機械を使って行っています。
工場ではたくさんのことを体験させていただきましたが、特に印象に残っているものを3つ厳選してご紹介します。
★板金課
シャーリングという板を切る機械です。
本社工場にインターンシップや説明会でいらした方は見覚えがあるのではないでしょうか?
切りたい長さ・材質(ステンレスや鉄など)・厚みを入力するとコンピューターが自動で設定し、足元のペダルを踏むと板が切断されます。
実際に操作(といってもペダルを踏むだけ)をさせてもらいましたが、とても大きい機械なので目の前に立つだけでも緊張しました。
★NC課
文字の形に加工したアクリル板の裏側に両面テープをくっつける作業です。
テープとテープの間隔が狭すぎるとビスを打ち込むことができないので程よい間隔をあけるのが必要なのですが、最初は知らないで間隔詰めて貼ったので痛い目見ました。
壁面にはる強力なテープなのでやり直しのために剥がすのに苦労しました!(写真は隙間がない悪い例です。)
★LED課
看板の中に仕込むLEDを一筆書きのように配置する作業です。
写真は大きい看板ですが、細い文字の看板に仕込むこともあるのでとても苦戦しました。
この一筆書きがなかなか難しく、最初に決めた配置通りにいかずにたくさんやり直しました。
本社で商品が完成する場合もあるそうですが、本社→第2工場という流れや、本社と第2工場それぞれで商品を製作し、同じ場所に発送することもあるそうです。
部署が細分化されているので、部署内だけではなく、各部署間での情報共有や相互確認が重要だと感じました。
総務部では商品の発送で工場とかかわる機会があるので、今回の研修で実際に梱包されているものがどのように作られているかを知ることができ、勉強になりました。
それ以外にも一見自分の配属先とは関係ないように見えて、そうではないことが多々ありました。(文字数の関係で割愛させていただきます。)
研修を通して視野を広く持つこと、さまざまな視点から物事を見ることの重要性を改めて実感しました。
ご覧いただきありがとうございました。
(松尾)