こんにちは、新入社員の関岡です。
毎日学ぶことが多く慣れない日々ですが、入社して約1ヶ月が経ち、今は本社で工場研修を行っています。
本社では、鉄工課、板金課、製作課、シート課の4つの部署に分かれており、そこで研修が行われます。
現在コロナ禍ということで、弊社で扱っているアクリルの飛沫防止パーテーションの受注があり、製作と梱包作業を中心に研修を受けました。
そこで、パーテーションの製作と梱包作業について書きたいと思います。
中でも私たちが主に携わった作業は、脚になる部分の作成です。
1.シャーリングで鉄板を切断
板厚、材質、長さを入力して鉄板をセットし、ペダルを踏むと切断ができます。
しっかり角を合わせてずれないようにするのが意外と難しかったです。
2.サンダーでバリを取る
切断した際にできるバリ(切断した際に板端が、盛り上がった状態)が引っ掛からないように、滑らかに削ります。
資格(自由研削砥石という特別教育の修了)が必要になるので、この作業は板金課の方が行いました。
3.ベンダーで90度に曲げる
曲げの強さ、角度、長さ、幅、板の材質、板厚を入力してペダルを踏むと曲げることができます。
曲げるタイミングが中々掴めず、緊張感が凄かったです。
4.両面テープを貼る
1度表面を拭いてから、90度に曲げた鉄板の片側に両面テープを貼っていきます。
5.組み合わせる
シンナーで表面を1度拭いてから、曲がらないようにしっかりと角を合わせ、両面テープを貼ったものと下の鉄板を組み合わせます。
6.梱包作業
完成した脚の数を確認しながら、各店舗ごとに梱包していきます。
中で脚が動いて傷付かないように段ボールの端材等を隙間に詰めます。
隙間の大きさに合わせて、端材を曲げたり丸めたりしながら太さや長さを変えていくので、思ったよりも時間がかかり大変でした。
これで脚の製作、梱包作業は終わりです。
初めは、隙間の詰め方が上手くいかず何度も丸め直したり試行錯誤しながら作業を進めていたので、1梱包に時間がかかりました。
後半、何度も梱包していく中でどう詰めていくか少しずつ理解し進めていくことができました。
実際に1から商品を作ってみて、少しのずれが大きなずれになりミスに繋がってしまうということを学びました。
少しでもミスを減らすために集中し、急いでいても丁寧な作業を心掛けて行うことが大切だと感じました。
今後出来ることを増やし、1日でも早く1人前になれるよう頑張りたいと思います。