こんにちは。新入社員の福本です。
入社して1か月がたち、新人研修も残り2週間となりました。
新人研修では、複数のグループに分かれて工場の8つの部署を1日ずつ研修した後、2日から3日ずつかけて再度各部署の研修を行っています。
研修1~8日目:各部署の1日研修ということで、それぞれの課が何をしているのかを説明してもらい、実際の作業を見学しました。
各部署が何をしているのか大まかに説明すると、
・製作課:組み立て、表面仕上げ
・シート課:看板となる表面のシート制作
・鉄工課:看板の土台となる鉄工部分の制作
・板金課:金属板の加工
・NC課:様々な材料をレーザーやルーターで加工
・チャンネル課:厚みのある立体文字の制作
・塗装課:塗装
・LED課:照明の設置、組み立て
をしており、上の4つの課が本社、下の4つの課が第二工場にあります。
大まかに説明すると一言で片付けることができますが、一つ一つの作業は多岐にわたり細かい作業も多く、材質や作るものによって扱いが変わってくるので覚えることがたくさんあります。
例えばシート課は扱っているフィルムはメーカーによって材質や耐候性が異なり、どの部分に使用するのか(室内か室外か、照明で照らすのか照らさないのか、など)によって使用するフィルムが決まり、加工するにあたってフィルムの特徴に合わせて機械を調整しなくてはなりません。
8日目の研修が終わった時にはファイルもパンパンになりました。
▼研修スタート時のファイル
▼研修8日目のファイル
また、それぞれの課で行ったものが最終的に1つの看板となっていく工程を見学したことによって、出来上がる工程にワクワクしたと同時に、作業効率や仕上がりの良さは全ての作業がかかわってくることも分かったので、実際に作業をする際は気を引き締めていこうと思いました。
研修9~20日目:各部署2回目の研修です。
2回目の研修では、実践することによって見学だけではわからなかった難しさを知りました。
例えば、インパクトドライバーを使用する時、先輩社員の方は「キュキュキュギュイーン」でビス打ちをしていましたが、実際してみると「ジジジジ――――――――(なかなか進まない)―ガラガラガラガラガガガガッ」失敗。ということが多々発生してしまいました。
力も必要だったため最初一緒に押さえてもらって、徐々に体の使い方も学んで出来るようになっていきました。
それでも、うまく出来た時でも3倍以上の時間がかかってしまうという状況でした。
時間はまだまだかかってしまうけど、きれいにできた時やどんどん完成に近づいてる時は嬉しい気持ちになります。
また、力が必要な作業や大きな商品をダイレクトに感じるような作業もありますが、それ以上に細かい作業や作業自体は簡単だけど時間をかけなければできない仕事などが多くある事を知りました。
例えばチャンネル課では、表札の看板を表面の艶がなくなるまで機械で削りました。
個数で数えると全部で約30個分ぐらいですが、2日間丸々かけて行いました。
なので、工場での仕事は器用かどうかよりも、細かい作業をずっとしていても集中でき、楽しめないとなかなかしんどい仕事なのかなと思いました。
▼サンドブラストする前の表札
▼サンドブラストした後の表札
明日からはゴールデンウィークの休日を満喫して、連休後はまた気を引き締めて励んでいきます。
まずは、作業のコツを早く習得し、出来ることをどんどん増やしていこうと思います。この研修を通して、そして、今後は資格を取ったり、空いた時間にアイデアや制作を練ったりとさらにいろいろなことに挑戦していきたいと思います。
ご覧頂きありがとうございました。