こんにちは、新入社員の林です。
研修期間も残すところ2週間となりました。社会人になり学生の時よりも時間が経過するのが早く感じます。
さて、前回同様に工場での研修内容についてお伝えしていこうと思います。
今回私が紹介するのは、第2工場にあるチャンネル課についてです。
まず、チャンネル課がどのような仕事をしているかについてお話しします。
チャンネル課では、看板につける立体物の文字や図形の作成やYAGレーザーと呼ばれる機械を使い溶接を行ったりします。
下の写真の機械を使って金属の板を文字や図形の形に加工していきます。
この機械には、パソコンが備え付けてあり、そのパソコンで作りたい文字や図形のデータを入力することで板を加工することができます。
こちらが実際に作られたチャンネル文字です。
研修期間で私達新人がやることはチャンネル文字に凹みが無いかを確認し、チャンネル課の先輩がパテという凹みを埋めるものをつけるので、そのパテが乾いたらヤスリを使って平らにする作業を行います。
次に行った作業は、協同工芸社が外部の工場にお願いして作って貰った物の検品です。
この作業では主に物が図面通りの寸法になっているかや塗装の乱れや凹みがないかを確認します 。
こちらが研修中に行った検品中の様子です。
この他にも小さいサイズのものから大きいサイズの物まで検品をし、問題がなければ業者のかたにお願いして発送してもらいます。
大きいサイズの物だと検品が終わるのに半日かかってしまうこともありました。
続いて行った作業はサンドブラストと呼ばれる機械を使っての研修です。
サンドブラスト は、文字通り砂の力を使っての研磨をするときに使います。
この作業で研磨するものは、表札です。
この研磨を行う理由としては、表札はNC課のレーザーで作成するのですが、作成しているときについてしまった汚れや、研磨し終えた後に塗装課に回すのですが、この研磨を行わないとうまく塗装ができないからです。
4月、5月にお客様からの表札の注文が格段に増え、1日に10~20個ほどの表札を製作しているそうですが、このサンドブレストも表札の大きさにもよりますが大きい物だと20分程度かかるほどの作業となっています。
チャンネル課の先輩は2名ですが、コロナウイルスの影響で本社と第2で社員さんが入れ替わっており、現在は男の先輩が1人で日々作業を行っていることに感動しました。
あと研修は残り2週間しかありませんが、残りの期間で先輩方の負担を減らせるようこれまで以上に研修に力を入れようと思います。
ご拝読ありがとうございました。
(林)