はじめまして!新入社員の宮澤です。
看板の世界に飛び込んでから2ヶ月が経とうとしています。
初めて聞く用語や、初めて見る看板の中身、まだまだ知らないことだらけで勉強の毎日です。
さて、今回は工場研修の一日の流れと製作課での研修内容をお伝えします!
協同工芸社の工場の朝は8時半の清掃から始まります。
本来なら朝礼が8時25分からありますが、今はコロナの感染対策で朝礼は行っていません、、
30分の清掃の後、9時から作業開始です。
研修中なので先輩たちの見学·手伝いをし、工場や看板について学んでいきます。
この日は、「板金」という作業のお手伝いをしました。
板金というのは、鉄工課が作った鉄骨に、インパクトドライバーという電動のドライバーを使用してパネルを取り付ける作業です。
今回板金するのはアミューズメント施設の大きな看板です。
こちらのクレーンで吊り上げられている鉄骨にパネルを取り付けていきます。
これでも大きいと感じますが、、実はこの鉄骨は看板の一部で、これを6つ繋げて大きな長方形の看板になります。とても大きいです、、、
ということで6つの鉄骨すべてにパネルを取り付けていきます。
こちらが、実際に板金されたものです。
一度取り付けたパネルは取り外し、看板のデザインがプリントされたフィルムを貼り付けてから再度鉄骨に取り付けていきます。
作業をしているとあっという間に休憩の時間になります。
休憩は、10時から15分間の休憩、12時から1時間の昼休憩、15時からの15分休憩があります。
昼休憩の過ごし方は人それぞれですが、本社工場は仮眠をとってる方が多いです!
私も休憩中に睡魔に勝てず、たまに仮眠をとっています。
社会人の生活リズムに慣れてきたとはいえ、度々睡魔が襲ってくることがあるので、学生のみなさんは入社前に生活リズムを正すことをおすすめします。
さて、午後の作業は板金の続きとフィルム貼りのお手伝いです。
フィルム貼りとは、文字通りパネルにデザインのプリントされたフィルムを貼り付ける作業です。
フィルム貼りで難しいのは、気泡や埃が入らないように貼ることとシワが出来ないように貼ることです。
一度貼ると、剥がすのが難しいフィルムもあるので丁寧に作業する必要があります、
今回は大きなパネルにフィルムを貼り付けていくので、ロールスローラーという道具を使用し、フィルムを貼り付けます。
こちらが、ロールスローラーでフィルムを貼り付ける様子です。
大きなロールでフィルムを押し付けて、ロールを転がしながらフィルムを張り付けていきます。
先輩方はフィルム張りの作業を素早く行い、あっという間に貼り終わります。 仕上がりも完璧です。
先輩方の作業を見学するだけの時もありますが、フィルムが綺麗に貼り付けられたときは、仕上がりに少し感動します。
普段何気なく見かける看板すべてに、こういった繊細な技術が結集していると実感しました。
早く先輩方の技術に追い付けるよう、研修期間で学んだこと、感じたことを忘れずに、自己の成長に繋げていきたいと思います。
ご拝読ありがとうございました!
(宮澤)