おはようございます。
前回「鉄工課・塗装課」も体験いただきました本多くんから、「シート課・チャンネル課」のレポートも届きました!
今回も各部署のことがわかる詳しい内容となっております!
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こんにちは、日本大学生産工学部創生デザイン学科3年本多拓海です。2月28日(木)に本社工場にて「シート」の体験、第2工場にて「チャンネル」の体験を行いました。
シートの体験では川島様のご指導の下、行いました。
はじめに現場での事業内容と使用している機械の説明を聞き、その後フィルム加工の体験を行いました。作業内容は文字の周囲の背景をカッターではがし、文字のみを残すというものです。
ここで苦戦したところは、はがす際に文字もはがしてしまうことでした。特に「魚」という文字は慎重に周りをはがしました。魚の黄色の部分のみをカッターではがさなければなりません。その場合、文字の中にある黄色の部分をはがし、下の四つ点を残します。この文字を残す手順は
1.文字の内部を先にはがす
2.黄色のフィルムを左方向へ慎重にはがす。その際、文字の部分を手やカッターで押さえ、はがれないようにする
手順を押さえ、フィルムをはがす作業を時間をかけ、行いました。
そして、次に貼り付けを体験しました。フィルムを抑えながらスキージーという道具でスライドし、中に空気が入らないようにしました。工夫点は中心から右あるいは左にゆっくりスライドさせることです。
作業前は簡単だと思いましたが、慎重に行う必要があると作業後、実感しました。
チャンネルの体験では平井様のご指導の下、行いました。チャンネルとは、「文字や図形を模った金属製の立体物」です。モールなどに入っているテナント型店舗の看板文字が主な例です。
はじめに現場での事業内容とチャンネルの特徴の説明を聞き、その後アルファベットの「A」のチャンネル文字を製作する体験を行いました。
文字を模るため、チャンネルマスターという機械を使用しました。亜鉛メッキ板を加工データの通りに折り曲げ、文字の外枠と内枠をつくり、底板と枠の位置を合わせて溶接を行いました。
以前に「鉄工」で溶接を体験しましたが、改めて慎重に行わなければならない作業だと感じました。今回は薬品を塗り、その部分を溶接しました。付け根の部分にはんだごてを当て、均等の速さで移動させるのですが、溶接した部分は全体的に薄く、十分に固定されておりませんでした。再度挑戦し、隙間をなくして修正しました。
今回「シート」と「チャンネル」の部署で体験し、以前の「鉄工」と「塗装」とはまた違う楽しさと経験を得ることが出来ました。
まだ体験していない4つの部署も興味が湧いておりますので、機会がありましたら、再びインターンシップに参加したいと思っております。
誠にありがとうございました!
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本多くん今回もありがとうございました!
「シート課・チャンネル課」は手元での細かい作業が多かったかと思います。
工場内でも部署によって全く異なる作業をするので、看板はチームで作っていくのだと実感できます。
またお時間ございましたらご参加ください!
(松村)