はじめまして!新入社員の高橋です。
4月から工場研修が続いておりましたが、気付けば残すところ1週間となってしまいました。
工場研修は、本社と第2工場にある製造部の全8課をローテーションして研修を受けていきます。
主に研修では、基本的な業務の説明を受け、先輩方の作業の様子を見学したり、簡単な作業を任せてもらったりして業務を覚えています。
自分たちに任せてもらえることは限られているので、先輩方の作業の見学や補助が多くなりますが、単純な作業の場合はやれることもあります。
4月の後半では、コロナウイルス蔓延防止対策に伴いアクリルパーテーションの大量受注があり、先輩方に補助してもらいつつも新入社員総出で作成→梱包まで関わらせてもらいました!
↑アクリルパーテーションの脚となる部分
単純な作業でも、大量の商品を丁寧に扱い、確実に作り上げていくことは大変で、時間と人手、納期や利益についても、とても勉強になる機会となりました。
挨拶も程々に、工場研修の様子をお届けしていきます。
本日は第2工場で塗装課の研修です。
塗装課は、チャンネル課やNC課で出来上がったチャンネル看板や表札に塗装を施す部署です。
本日は表札の塗装が完了するまでの模様を紹介します。
塗装課には、表札の土台となる様々なデザインの石に文字が削られている状態で届きます。
塗装課はその削られた文字に色をつける作業と、仕上げのクリアを張る作業の2つを行っています。
まず最初に、文字部分に付着した削りカスや砂を排除するために「エアー」をかけて落としていきます。
ひととおりカスを落としたら、次に塗料が密着しやすくなるように「ミッチャクロン」というスプレーを吹き掛けていきます。
ミッチャクロンが乾いたら、塗料で色付けしていきます。
黒と白は手塗りで塗料を塗りますが、その他の色はスプレーで塗装していきます。
塗料が乾いたらフィルムを剥がして、粘着のテープの滑りを水洗いします。
最後に塗料のバリを落として文字の塗装は完了です!
以上で表札の文字塗装は完了です。
文字に色をつけるだけでも、細かな工程があります。
表札だけに関わらず、協同工芸社の工場で行われている作業には素人では気付かない細かな工程が設けられていました。
自分は営業配属予定ですが、この1ヶ月半の期間で目にした工場の方々の仕事に励む姿を見て、懸命に営業での仕事に励みたいと強く思いました。
残り僅かな工場研修も、最後まで精一杯勉強します。
ご拝読ありがとうございました!